春日井市高蔵寺の内科、循環器内科、老年科、小児科 深見医院

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〒487-0016
愛知県春日井市高蔵寺町北2-18

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小児科予防接種

小児科の予防接種外来のご案内

小児科の方は、毎週火曜日、水曜日、金曜日15:00~16:00に予約制で予防接種外来を行っています。予防接種のご予約は診療時間内にお電話あるいは窓口でお受けします。ご予約は専用電話:090-4258-0726へお願いします。(お手元に母子手帳と定期接種の方は接種券をご用意の上お電話ください。)
予防接種専用外来の時間帯以外での接種のご希望がある場合は、診療時間内にも接種を行っていますので、お電話にてご相談ください。

春日井市以外の住所の方で、当院にて予防接種をご希望される場合は、お住まいの市町村にてお手続きをあらかじめ行っていただく必要がございます。お住まいの市町村のホームぺージをご確認いただき、申請を行ってください。

当院で可能な予防接種

クリックで予防接種の説明を確認できます。

ヒブワクチン

ヘモフィルスインフルエンザ菌b型(ヒブ)は細菌性髄膜炎や喉頭蓋炎などの重症感染症の原因となる細菌です。ヒブワクチンはヒブ感染による重篤な疾患の予防のためのワクチンです。

標準的な接種スケジュール
接種回数:4回
1回目:生後2カ月以上7カ月未満
→4~8週後に2回目
→4~8週後に3回目
→7カ月~13カ月後に4回目(※1歳を過ぎてから)

上記のスケジュールで開始できなかったお子様は、開始月齢により異なる接種回数となりますが、接種できます。

接種開始(1回目)が生後7カ月~1歳未満の場合
1回目→4~8週後に2回目(※1歳未満)
→7カ月~13カ月後に3回目(※1歳を過ぎてから)

接種開始が1歳~5歳未満:1回のみ接種

小児用肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、細菌性髄膜炎、敗血症、肺炎などの重篤な感染症の原因となる細菌です。肺炎球菌ワクチンは、これらの重篤な感染症の予防のためのワクチンです。
2024年4月から、より広い範囲の肺炎球菌に有効なバクニュバンス(15価)のワクチンを定期接種で使用することになりました。バクニュバンスで定期接種を開始された人は、同じワクチン(バクニュバンス)で接種を続けます。

2024年10月から、さらに広い範囲に有効なプレベナー20(20価)のワクチンを定期接種で使用することになりました。

この変更に伴い、プレベナー13(13価)は、使用できなくなりましたので、これまでプレベナー13で接種を受けた人はプレベナー20で続きの接種をします。

接種時期と接種回数
標準的な接種スケジュール
接種回数:4回
1回目:生後2ヶ月以上7ヶ月未満 → 4週以上あけて2回目 → 4週以上あけて3回目 → 60日以上あけ、1歳~1歳3ヶ月に4回目

上記のスケジュールで開始できなかったお子様は、開始月齢により異なる接種回数となりますが接種できます。
接種開始が生後7ヶ月~1歳未満:1回目 → 4週以上あけて2回目(*2歳未満)→ 60日以上あけ、3回目(1歳以上)
接種開始が1歳~2歳未満:1回目 → 60日以上あけて2回目
接種開始が2歳~6歳未満:1回のみ接種

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスは、一過性の肝炎・持続感染・将来的な肝臓がんの原因となることがあります。B型肝炎ワクチンはこれらの感染を予防するためのワクチンです。

標準的な接種スケジュール
1回目:生後2カ月
→4週間あけて2回目
→1回目から20週以上をあけて3回目
※当院では、3回目の接種は1回目から6カ月後(1歳未満)を推奨しています。

お母様がB型肝炎キャリアーの場合は、生後すぐから開始するワクチンなどの予防プランがあります。出産された病院でご相談ください。

1歳以上の人
接種回数:任意接種で3回
1回目→4週後に2回目
→1回目から20週以上あけて3回目
※当院では1回目から6カ月後を推奨しています。

ロタウイルスワクチン

ロタウイルスは嘔吐・下痢症状をおこす胃腸炎の原因ウイルスの1つです。重症化すると脳炎などの重い合併症を起こすことがあります。ロタウイルスワクチンはロタウイルス胃腸炎の予防ワクチンです。注射ではなく、飲むワクチンです。

接種スケジュール
2種類のワクチンからどちらかを選びます。

ロタリックス
生後6週から24週0日まで。4週以上間隔をあけて2回接種。

ロタテック
生後6週から32週0日まで。4週以上間隔をあけて3回接種
どちらのワクチンの場合も、1回目は副反応を減らすために生後15週未満が推奨されています。
基本的に選んだワクチンで最後まで接種を行います。

BCGワクチン

結核に対するワクチンです。

標準接種スケジュール
生後5カ月~8カ月
定期接種は1歳未満です

麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)

麻しんウイルス、風しんウイルスによる感染症を予防するワクチンです。

標準接種スケジュール(定期接種)
第1期:1歳で1回 ※1歳になったらなるべく早く接種しましょう。
第2期:小学校入学の前年(幼稚園、保育園の年長さん)の1年間に1回接種

任意接種は生後6カ月から可能です。麻しん流行がある場合に、免疫のない乳児に希望がある場合、麻しん単独ワクチン、あるいはMRワクチンを接種することがあります。
また定期接種をのがした方は任意接種として接種することが可能です。

水痘ワクチン

みずぼうそうの予防ワクチンです。

標準接種スケジュール(定期接種)
1歳~3歳未満:2回接種 1回目は1歳になってから。
2回目は1回目から6~12カ月後に接種(1回目から3カ月以上あけて接種が可能)

みずぼうそうの人と接触があった場合の緊急接種について
みずぼうそうの予防接種をされておらず、みずぼうそうの人と接触があったときに、接触後72時間以内にできるだけ早めに予防接種を行うと発症予防や軽症化が可能な場合があります。(詳しくは医師にご相談ください。)

50歳以上の人は帯状疱疹の予防のために接種が可能です。(春日井市にご住所がある方は2023年4月より補助金がでます。)

おたふくかぜワクチン

おたふくかぜの予防ワクチンです。

標準接種スケジュール(任意接種)
1歳~接種が可能。
生ワクチンですが、予防効果を高めるため、2回接種が推奨されています。2回目は麻しん風しんワクチンの2回目の接種のころを推奨されています。

日本脳炎ワクチン

日本脳炎の予防ワクチンです。
生後6カ月から接種可能です。

標準接種スケジュール
接種回数:定期接種として4回
1回目~3回目は定期接種の場合:6カ月~7歳6カ月未満が対象です。
1回目:標準スケジュールは3歳~
2回目:1回目から1~4週後ですが、4週後をおすすめしています。
3回目:2回目から6カ月以上あけて可能ですが、1年後をおすすめしています。
4回目:9歳以上13歳未満。3回目から5年以上開けて接種をおすすめしています。
任意接種の場合は、定期接種をのがした場合、この期間以外でも接種可能です。

インフルエンザワクチン

五種混合ワクチン

ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ、ヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)の予防のためのワクチンです。令和6年4月1日より、新しくワクチンを開始する方を対象に定期接種として使用されています。すでに四種混合ワクチンとヒブワクチンで開始されている方は、同じワクチンで最後まで接種を完了することになります。

標準的な接種スケジュール
1回目:生後2か月以上で開始
→3~8週後に2回目
→3~8週後に3回目
→3回目から6か月以上(標準的には6か月から18か月)あけて1歳をすぎたら4回目

四種混合ワクチン

ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオを予防するための混合ワクチンです。

標準接種スケジュール
1回目:生後2カ月以上で接種


→3~8週後に2回目接種
→3~8週後に3回目接種
→1年~1年半後に4回目接種(3回目から6カ月以上あけて接種可能)
※定期接種は7歳6カ月までです。

三種混合ワクチン

ジフテリア、百日咳、破傷風を予防するための混合ワクチンです。

小児科の定期予防接種として使用されるワクチンは、時代と共に変わり、以前は三種混合ワクチンでしたが、四種混合(三種混合ワクチン+不活化ポリオワクチン)が使用され、現在は五種混合ワクチン(四種混合ワクチン+ヒブワクチン)が使われています。 いずれのワクチンも定期接種の4回目の接種から5年ほど経過すると、病気を予防するための抗体(ワクチンにより作られた抵抗力のようなもの)が減少してきます。

また、小児科学会は、11歳~13歳での二種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)のかわりに三種混合ワクチンを任意接種でうけることもできるとしています。 この場合は、二種混合ワクチンより接種量が多いため、アレルギー反応などが強くなる可能性があること、定期接種ではなく任意接種となるため、費用の負担があること、副作用で健康被害が生じた場合予防接種健康救済法が適応されないこと(医薬品救済機構による対応となります)、百日咳に対しての予防効果を増強できることをご理解いただき、その上で希望される方には三種混合ワクチンを接種するという選択をされた場合には接種が可能です。

二種混合ワクチン

ジフテリア、破傷風を予防するための混合ワクチンです。

11歳~12歳未満に定期接種でうけられます。

定期接種のかわりに任意接種として百日咳予防のために三種混合ワクチンを接種することは可能ですが、救済のしくみや、費用負担、副作用などについての同意が必要となります(詳しくは三種混合の項目をご確認ください。)

子宮頸がんワクチン

予防接種についての参照ページの紹介

日本小児科学会の「知っておきたいワクチン情報」
http://www.jpeds.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=263
VPDの会のページ
http://www.know-vpd.jp/index.php
春日井市の予防接種のページ
http://www.city.kasugai.lg.jp/kenko/iryo/yobou/index.html